2005年 05月 18日
初めて行ったのですが、すごい種類のバラバラバラでびっくりしました。 多くの人が訪れるため、この季節だけ、駐車場は一回500円とられます。 入場は無料ですが、バラは手のかかる植物なので、ちゃんと募金してきました。 ここのすごく良い点は、ボランティアの方々が手入れをしているところ。 管理人が行った時も、10名ほどで手入れをしていました。 やっている人たちを見ていると、まだまだ発展しそうな感じがして今後に期待。 一方、無料の施設であることと、バラに特化していることにより、園内が“とりあえず”バラの面積を増やしてますと言う意図が見えてしまうのが、残念でした。 向ヶ丘遊園時代からあったバラ園のようですから、初期設計が・・・なのかもしれませんが、あれだけ広い土地に洋風のバラ園を設計したかったのであれば、もう少し練れば、もっと良い景観が得られたのではないかと。まぁ、これは後の祭りであって、仕方がないことなのですが・・・。 バラが好きで来ているお客さんは、バラが目当てですからそれほど気にならないのかもしれませんが、一般人を集客する施設である以上、園内の回りやすさ、パッと見たときのインパクトが必要なのではないかなと思います。 リニューアルと言うのは予算の関係上もちろん厳しいことでしょうけれど、今後どんどん広がって、取り返しがつかなくなる前に、一度整理をしたほうが良いのではないかと。 具体的には園路を統一感のあるものへ。さらに、バラを色々な視点を考えて再配置すると、グッと人をひきつけるものになるのになと思います。これくらいなら、ボランティアの方々の力を借りて、少しずつでもやっていけるはずです。 あとはやはり、瞬間的な見返りにとらわれないスポンサーがつくといいのですが・・・。 バラの品種の表示板は朝日新聞のスポンサーでつくられていました。 前回のUWの話と同じように、日本ではこういう学術的・文化的な物事にスポンサーする企業や富豪の方って、まだまだ少ないのが現状です。 色々な要素が考えられますが、日本ではこの手のスポンサーシップの定着は難しく、まだまだ先のことになるのかもしれません。 でも、こういう施設はこれからも持続して欲しいと思います。
by seattleinline
| 2005-05-18 21:26
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